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CPA会計学院の評判は?公認会計士の合格率や料金を徹底解説

CPA会計学院の評判は?、公認会計士の合格率や料金を徹底解説

公認会計士は、監査・会計のプロフェッショナルとして社会的評価が高く、多くのビジネスパーソンが目指す難関資格の一つです。その厳しい試験を突破するためには、信頼できる予備校選びが合格の鍵を握るといっても過言ではありません。数ある予備校の中でも、近年圧倒的な合格実績で注目を集めているのが「CPA会計学院」です。

「CPA会計学院って本当に評判が良いの?」「合格率が高いのはなぜ?」「料金は他の予備校と比べてどうなのだろうか」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、CPA会計学院について徹底的に掘り下げ、その評判の真相から、他校を圧倒する合格実績の秘密、詳細なコース料金、そしてどのような人にCPA会計学院がおすすめなのかを網羅的に解説します。予備校選びで後悔しないためにも、ぜひ最後までご覧いただき、あなたのキャリアプランに最適な選択をするための一助としてください。

CPA会計学院とは

CPA会計学院とは

まずはじめに、CPA会計学院がどのような予備校なのか、その基本的な情報と他にはない特徴について解説します。CPA会計学院は、単に試験のテクニックを教えるだけでなく、受講生一人ひとりの「合格」という目標達成に向けて、多角的なサポートを提供する教育機関です。

CPA会計学院の基本情報と特徴

CPA会計学院は、公認会計士試験の合格に特化した専門予備校です。その最大の特徴は、「常に考える。最適な学習方法。」という理念に基づき、受講生一人ひとりに寄り添った指導を徹底している点にあります。この理念は、教材の作成から講義の進め方、サポート体制の構築に至るまで、学院のあらゆる側面に浸透しています。

多くの予備校が知識のインプットを重視する中で、CPA会計学院は「なぜそうなるのか」という根本的な理解を最優先にしています。この「理解」を促すためのオリジナル教材や、質の高い講師陣による分かりやすい講義が、多くの受講生から高い評価を得ています。

さらに、学習面の疑問をすぐに解消できる常駐講師制度や、同じ道を歩む先輩からアドバイスをもらえる合格者チューター制度など、学習を継続するための手厚いサポート体制もCPA会計学院の大きな強みです。これらの要素が組み合わさることで、近年、公認会計士試験において驚異的な合格者占有率を叩き出しており、業界内外から大きな注目を集めています。

運営会社概要

CPA会計学院を運営しているのは、CPAエクセレントパートナーズ株式会社です。公認会計士をはじめとする会計人材の育成とキャリア支援を事業の核としています。

項目 内容
会社名 CPAエクセレントパートナーズ株式会社
設立 2001年9月
代表取締役 国見 健介
事業内容 ・公認会計士資格スクール事業の運営
・書籍の出版、販売
・会計人材のキャリア支援事業
所在地 東京都新宿区新宿3-14-20 新宿エクレールビル 5F

参照:CPAエクセレントパートナーズ株式会社 会社概要

校舎一覧

CPA会計学院は、主要都市を中心に校舎を展開しており、通学しやすい環境を提供しています。また、各校舎では個別相談や自習室の利用が可能です。

  • 水道橋校:東京都千代田区神田三崎町
  • 新宿校:東京都新宿区新宿
  • 日吉校:神奈川県横浜市港北区日吉本町
  • 早稲田校:東京都新宿区高田馬場
  • 国分寺校:東京都国分寺市南町
  • 津田沼校:千葉県船橋市前原西
  • 梅田校:大阪府大阪市北区芝田
  • なんば校:大阪府大阪市中央区難波
  • 名古屋校:愛知県名古屋市中村区名駅
  • 京都校:京都府京都市下京区四条通
  • 神戸校:兵庫県神戸市中央区加納町
  • 博多校:福岡県福岡市博多区博多駅前

参照:CPA会計学院公式サイト 校舎案内

これらの校舎に加えて、全国各地に提携自習室があり、通信講座の受講生でも集中できる学習環境を確保できます。

CPA会計学院の評判・口コミまとめ

予備校を選ぶ上で、実際に利用した受講生の声は非常に重要な判断材料となります。ここでは、インターネット上で見られるCPA会計学院に関する評判や口コミを「良い評判」と「悪い評判」に分けて整理し、その内容を深掘りしていきます。

CPA会計学院の良い評判・口コミ

CPA会計学院の良い評判として特に多く見られるのは、「教材の分かりやすさ」「講師の質の高さ」「サポート体制の手厚さ」の3点です。これらはCPA会計学院が最も力を入れている部分であり、多くの受講生がその価値を実感しています。

教材・テキストが分かりやすい

CPA会計学院の評判を語る上で、オリジナル教材の質の高さは欠かせない要素です。多くの口コミで、「テキストが非常に分かりやすい」「独学では理解できなかった部分がすんなり頭に入ってきた」といった声が挙がっています。

その分かりやすさの秘密は、「理解」を徹底的に追求した編集方針にあります。

  • フルカラーで図やイラストが豊富:文字ばかりの無味乾燥なテキストではなく、視覚的に理解を助ける工夫が随所に凝らされています。複雑な論点も図解されているため、イメージを掴みやすく、記憶に定着しやすいのが特徴です。
  • 重要性のランク付け:公認会計士試験の膨大な試験範囲を効率的に学習するため、各論点にA・B・Cといった重要性ランクが付与されています。これにより、学習の優先順位が明確になり、メリハリのある学習計画を立てることができます。
  • 「なぜ?」を解消する解説:単に結論や公式を暗記させるのではなく、「なぜこの会計処理が必要なのか」「この規定の背景には何があるのか」といった根本的な部分から丁寧に解説されています。このアプローチにより、応用力が身につき、忘れにくい盤石な知識を構築できます。
  • 論点間の連携を示すクロスリファレンス:各ページには関連する他の論点が掲載されたページ番号が記載されており、知識を体系的に整理するのに役立ちます。

具体例として、連結会計などの複雑な分野では、企業の資本関係を図で示しながら仕訳の流れを解説するため、取引の全体像を直感的に把握できます。このような工夫が、初学者から学習経験者まで、幅広い層から支持される理由となっています。ただ情報を詰め込むのではなく、受講生が自ら考えて理解できるよう導く教材こそ、CPA会計学院の強みの一つです。

講師の質が高く質問しやすい

CPA会計学院の講師陣は、公認会計士試験に精通した実力派揃いであると評判です。良い評判・口コミでは、「講義が面白くて飽きない」「難しい論点も具体例を交えてくれるので分かりやすい」といった声が数多く見られます。

CPAの講師は、単に知識を伝えるだけでなく、受講生のモチベーションを高め、学習を継続させるための工夫を凝らした講義を展開します。試験に出やすいポイントや、多くの受験生が躓きやすい箇所を熟知しており、メリハリの効いた講義で効率的な学習をサポートします。

さらに特筆すべきは、質問への対応の手厚さです。

  • 常駐講師制度:各校舎には講師が常駐しており、予約なしでいつでも質問や相談が可能です。講義で分からなかった点をその日のうちに解消できるため、疑問点を持ち越すことなく学習を進められます。
  • オンラインでの質問対応:通信講座の受講生や、校舎に行けない場合でも、電話、メール、Zoomなどを利用して気軽に質問できます。対面と変わらない質の高いサポートを受けられる環境が整っています。
  • 親身なカウンセリング:講師は学習内容の質問だけでなく、学習計画の進捗やスランプに陥った際の悩みなど、メンタル面での相談にも親身に応じてくれます。受験勉強という長い道のりを、講師が伴走者として支えてくれる安心感は、他の予備校にはない大きな魅力と言えるでしょう。

「いつでも、誰にでも、気軽に質問できる環境」が、受講生の「分からない」を放置させず、着実な実力アップにつながっているのです。

サポート体制が手厚い

学習を孤独な戦いにしないための万全なサポート体制も、CPA会計学院が高い評価を得ている理由です。特に「合格者チューター制度」は、多くの受講生から絶大な支持を受けています。

  • 合格者チューター制度:公認会計士試験に合格したばかりのOB・OGがチューターとして校舎に常駐し、受講生の相談に乗ってくれます。同じ試験を乗り越えた先輩だからこそ共感できる悩みや不安に対して、実体験に基づいた具体的なアドバイスをもらえるのが大きなメリットです。学習スケジュールの立て方、各科目の勉強法、モチベーションの維持方法、さらにはおすすめの電卓や文房具といった細かいことまで、何でも気軽に相談できます。
  • 個別の学習カウンセリング:受講生一人ひとりの学習状況やライフスタイルに合わせて、講師やスタッフが個別に学習計画の作成をサポートします。定期的な面談を通じて進捗を確認し、必要に応じて計画を修正してくれるため、常に最適なルートで合格を目指すことができます。
  • 万全の就職サポート:CPA会計学院のサポートは、試験合格で終わりません。大手監査法人との強固なネットワークを活かし、就職説明会の開催、エントリーシートの添削、面接対策など、希望のキャリアを実現するためのサポートも充実しています。合格後のキャリアまで見据えた一貫したサポートが、受講生の安心につながっています。

これらの手厚いサポート体制があるからこそ、受講生は学習だけに集中でき、高いモチベーションを維持したまま合格を勝ち取ることができるのです。

CPA会計学院の悪い評判・口コミ

一方で、CPA会計学院にはいくつかのネガティブな評判も存在します。主に「受講料」と「校舎の立地」に関するもので、これらは予備校選びにおいて重要な検討事項となります。

受講料が高い

CPA会計学院のデメリットとして最も多く指摘されるのが、「受講料が他の大手予備校と比較して高額である」という点です。実際に、初学者向けのコースでは、他の予備校よりも数万円から十数万円高い価格設定になっている場合があります。

この価格設定には理由があります。前述したような、質の高いオリジナル教材の開発、実力派講師陣の確保、常駐講師やチューターによる手厚い人件費、そして快適な学習環境の維持には、相応のコストがかかります。CPA会計学院は、合格のために必要と判断した投資を惜しまない姿勢をとっており、それが受講料に反映されていると言えるでしょう。

したがって、この点をどう捉えるかは個人の価値観によります。

  • 「少しでも費用を抑えたい」と考える人にとっては、明確なデメリットと感じるかもしれません。
  • 一方で、「最高の環境で学習に集中し、一発合格の可能性を最大限に高めたい」と考える人にとっては、合格までのトータルコスト(再受講の費用や、早く合格して働き始めることによる機会利益を含む)を考えれば、十分に価値のある投資だと判断できるでしょう。

後述する教育訓練給付制度などを利用すれば、負担を軽減することも可能です。単純な金額だけでなく、その価格に見合う価値が提供されているかを総合的に判断することが重要です。

校舎が少ない

もう一つの悪い評判として挙げられるのが、「校舎が主要都市に集中しており、地方在住者には通学が難しい」という点です。CPA会計学院の校舎は、東京、神奈川、大阪、愛知、福岡などの大都市圏にあり、全国どこからでも通えるわけではありません。

この物理的な制約は、特に「どうしても教室で生の講義を受けたい」「自習室は校舎のものを利用したい」と考える地方在住の受験生にとっては、大きなデメリットとなります。

しかし、CPA会計学院はこのデメリットを補って余りあるほど、通信講座のクオリティに力を入れています

  • 高品質な講義動画:通学講座の講義はすべて収録され、翌日にはオンラインで配信されます。倍速再生やしおり機能など、効率的な学習をサポートする機能も充実しています。
  • デジタル教材:紙のテキストと同じ内容を閲覧できるWebテキストが提供され、スマートフォンやタブレットさえあれば、いつでもどこでも学習が可能です。
  • オンラインでの手厚いサポート:前述の通り、質問や相談は電話、メール、Zoomで対面と遜色なく対応しています。
  • 全国の提携自習室:CPAの校舎がない地域でも、提携している有料自習室を割引価格で利用できる制度があり、自宅以外での学習場所を確保できます。

これらのことから、「校舎が少ない」というデメリットは、充実した通信教育システムによって大部分がカバーされていると言えます。むしろ、通学時間が必要ない分、地方在住者でも首都圏の受験生と同じ、あるいはそれ以上に効率的な学習環境を構築することが可能です。

評判からわかるCPA会計学院のメリット6選

ここまで紹介した評判・口コミを踏まえ、CPA会計学院が選ばれる理由、すなわち具体的なメリットを6つに絞って詳しく解説します。これらのメリットが、なぜCPA会計学院が多くの合格者を輩出できるのかを解き明かす鍵となります。

① 公認会計士試験の合格者占有率がNo.1

CPA会計学院を選ぶ最大のメリットは、何と言っても公認会計士試験における圧倒的な合格実績です。予備校の質を客観的に示す最も分かりやすい指標が合格実績であり、CPA会計学院はこの点で他校を大きくリードしています。

具体的には、2023年度(令和5年度)の公認会計士試験において、合格者総数1,544名のうち、CPA会計学院の受講生が786名を占めました。これは合格者占有率50.9%という驚異的な数字です。つまり、試験合格者の2人に1人以上がCPA会計学院の受講生ということになります。
(参照:CPA会計学院公式サイト)

この数字が持つ意味は非常に大きいです。

  • 教育システムの優位性の証明:これほど多くの合格者を輩出しているということは、CPA会計学院が提供するカリキュラム、教材、講義、サポート体制が、公認会計士試験の合格に極めて効果的であることを客観的に証明しています。
  • 豊富な合格ノウハウの蓄積:多数の合格者を分析することで、「どのような学習をすれば合格できるのか」「どこで躓きやすいのか」といったデータが豊富に蓄積されます。そのノウハウが毎年教材や講義にフィードバックされ、さらに合格しやすい環境が作られていくという好循環が生まれています。
  • 質の高い学習仲間との出会い:合格に最も近い受験生が多く集まる環境に身を置くことで、自然と学習意欲が高まります。同じ目標を持つ仲間と情報交換をしたり、切磋琢磨したりすることで、モチベーションを維持しやすくなります。

「合格実績No.1」という事実は、単なる宣伝文句ではありません。それは、受講生を合格へと導くための仕組みが最も効果的に機能している予備校であることの証なのです。公認会計士試験という難関に挑むにあたり、これほど心強いメリットはないでしょう。

② 質が高いと評判の講師陣とオリジナル教材

CPA会計学院の圧倒的な合格実績を支えているのが、質の高い講師陣と、徹底的に「理解」にこだわったオリジナル教材です。これらは車の両輪のように機能し、受講生の学習効果を最大化します。

講師陣の質の高さは、単に知識が豊富であることや、教え方が上手いことだけを指すのではありません。CPAの講師は、公認会計士試験を知り尽くしたプロフェッショナルであり、以下の点で受講生を強力にサポートします。

  • エンターテインメント性の高い講義:長時間の講義でも受講生を飽きさせないよう、ユーモアを交えたり、身近な具体例を挙げたりと、様々な工夫を凝らしています。これにより、楽しみながら学習内容をインプットできます。
  • 試験の勘所を押さえた指導:膨大な試験範囲の中から、合格に直結する重要な論点を的確に指摘します。どこに時間をかけるべきか、どこは軽く流してよいかを明確に示してくれるため、学習の効率が飛躍的に向上します。
  • モチベーターとしての役割:受験勉強は長期戦であり、モチベーションの維持が困難な時期もあります。CPAの講師は、自身の受験経験も踏まえながら、受講生を励まし、合格への意欲を引き出すプロでもあります。

そして、この優れた講師陣がその能力を最大限に発揮するためのツールが、秀逸なオリジナル教材です。

  • 「理解」を促す構成:前述の通り、フルカラーの図解や重要度ランク付けなど、学習者の負担を軽減し、根本的な理解を助ける工夫が満載です。これにより、暗記に頼らない応用力のある知識が身につきます。
  • 網羅性と効率性の両立:試験合格に必要な論点を網羅しつつも、出題可能性の低い論点は大胆に削るなど、メリハリの効いた構成になっています。これにより、限られた時間の中で最大限の学習効果を得ることが可能です。
  • デジタル教材の充実:冊子版のテキストに加え、スマートフォンやタブレットで閲覧できるWebテキストも提供されます。これにより、通勤・通学中などの隙間時間を有効活用でき、学習の機会を逃しません。講義動画もダウンロード可能なため、オフライン環境でも学習を進められます。

最高の講師による最高の講義と、それを支える最高の教材。この二つが揃っていることが、CPA会計学院が多くの受験生から選ばれる本質的な理由です。

③ 常駐講師や合格者チューターによる手厚いサポート体制

公認会計士試験のような長期にわたる学習では、疑問点をすぐに解消できる環境と、精神的な支えが不可欠です。CPA会計学院は、この「学習の継続」をサポートする体制が非常に充実しています。

その中核をなすのが、「常駐講師制度」と「合格者チューター制度」です。

  • 常駐講師制度:平日の日中を中心に、各校舎に講師が待機しています。受講生は予約なしで、いつでも自由に質問や相談ができます。「講義で分からなかった箇所をすぐに聞きたい」「答練の復習方法が分からない」といった学習上の疑問はもちろん、「最近モチベーションが上がらない」といった悩みまで、専門家である講師に直接相談できる環境は、学習の停滞を防ぎ、不安を解消する上で絶大な効果を発揮します。
  • 合格者チューター制度:試験に合格したばかりのOB・OGが「チューター」として、学習のあらゆる相談に乗ってくれます。講師には少し聞きにくいような、「他の人は一日何時間くらい勉強しているの?」「この時期の答練の点数が悪くても大丈夫?」といったリアルな悩みも、同じ経験をした先輩になら気軽に相談できます。年齢の近いチューターは、学習の伴走者であると同時に、目標となる身近なロールモデルでもあり、その存在は多くの受講生の励みになっています。

これらの制度に加え、電話やメール、Zoomによるオンライン相談も整備されており、通信生でも通学生と変わらないサポートを受けられます。

「一人で悩ませない」というCPA会計学院の強い意志が、この手厚いサポート体制に表れています。孤独になりがちな受験勉強において、いつでも頼れる存在がいるという安心感は、合格を勝ち取るための強力な武器となるでしょう。

④ 通信と通学を自由に選べるハイブリッドな学習環境

現代の受験生のライフスタイルは多様化しています。大学の授業やサークル活動、あるいは社会人として働きながら学習を進める人も少なくありません。CPA会計学院は、こうした多様なニーズに応えるため、通学と通信の垣根を取り払ったハイブリッドな学習環境を提供しています。

通学講座の受講生は、もちろん校舎で生の講義を受けることができますが、それと同時に、全ての講義が収録された動画をオンラインで視聴できます。

  • 欠席時のフォロー:急な用事や体調不良で講義を休んでしまっても、後から動画でキャッチアップできるため、学習の遅れを心配する必要がありません。
  • 効率的な復習:一度では理解しきれなかった部分を繰り返し視聴したり、1.5倍速や2倍速で再生して短時間で復習したりと、自分のペースに合わせた学習が可能です。
  • 場所を選ばない学習:今日は大学の近くの校舎で、明日は自宅でオンライン学習、といったように、その日の都合に合わせて学習スタイルを柔軟に選べます。

一方で、通信講座の受講生も、単に動画と教材が送られてくるだけではありません。

  • 校舎施設の利用:希望すれば、校舎の自習室やラウンジを利用できます。学習環境を変えて気分転換したい時や、集中したい時に非常に便利です。
  • 質問・相談制度の活用:常駐講師への質問や合格者チューターへの相談も、通学生と同様に利用できます(校舎に行く、またはオンラインで)。

このように、通学と通信のメリットを自由に組み合わせられる「いいとこ取り」の学習システムが、CPA会計学院の大きな強みです。自分の生活リズムを崩すことなく、常に最適な方法で学習を続けられる環境は、忙しい現代の受験生にとって理想的と言えるでしょう。

⑤ 全国の提携自習室が利用可能

自宅ではなかなか勉強に集中できない、という悩みは多くの受験生が抱える共通の課題です。CPA会計学院は、この問題を解決するために、自前の校舎の自習室だけでなく、全国各地の有料自習室と提携しています。

これは特に、CPAの校舎がない地方に住む受講生にとって非常に大きなメリットです。

  • 学習環境の確保:自宅以外に「勉強する場所」を確保することで、オンとオフの切り替えがしやすくなり、学習効率が向上します。静かで集中できる環境は、質の高い学習に不可欠です。
  • 全国をカバー:提携自習室のネットワークは全国に広がっており、主要な都道府県をほぼカバーしています。出張先や帰省先でも学習場所を確保できるため、学習習慣を途切れさせることがありません。
  • 割引価格での利用:CPAの受講生は、これらの提携自習室を通常よりも安い割引価格で利用できます。学習環境への投資コストを抑えつつ、最高の環境を手に入れることが可能です。

校舎が都市部に集中しているというCPAの弱点を補い、全国どこにいても質の高い学習環境を提供しようという配慮が、この制度には表れています。通信講座であっても、孤独に自宅で学習するだけでなく、外に出て集中できる場所があるという選択肢は、長期的な学習継続において重要な要素となります。
(参照:CPA会計学院公式サイト)

⑥ 監査法人への就職サポートも万全

公認会計士試験の合格はゴールではなく、プロフェッショナルとしてのキャリアのスタートです。CPA会計学院は、「合格後」まで見据えた手厚い就職サポートを提供している点も、大きなメリットです。

CPA会計学院は、その圧倒的な合格実績から、BIG4と呼ばれる大手監査法人(PwCあらた、EY新日本、有限責任監査法人トーマツ、あずさ監査法人)をはじめ、多くの監査法人や会計事務所と強固な信頼関係を築いています。

  • 豊富な求人情報と法人説明会:CPAの受CPA生限定の法人説明会やイベントが頻繁に開催され、採用担当者から直接話を聞く機会が豊富にあります。これにより、各法人の文化や特徴を深く理解し、自分に合った就職先を見つけることができます。
  • 専任スタッフによる個別サポート:就職活動を専門にサポートするスタッフが常駐しており、エントリーシートの添削や面接練習など、一人ひとりの状況に合わせたきめ細やかなサポートを提供します。数多くの合格者を内定に導いてきた実績に基づく的確なアドバイスは、非常に心強いものです。
  • 合格者コミュニティ:CPAには「CPA Alumni(同窓会組織)」があり、合格後も続く強固なネットワークを形成しています。監査法人内外で活躍する多くの先輩とのつながりは、将来のキャリアを考える上で貴重な財産となります。

試験合格という目標達成だけでなく、その先のキャリア形成まで一貫して支援する体制が整っていることは、CPA会計学院を選ぶ上で非常に大きな安心材料です。学習のモチベーションにも、「合格すれば、CPAが就職までしっかりサポートしてくれる」という期待感が加わり、より一層意欲を高めることにつながります。

評判からわかるCPA会計学院のデメリット2選

CPA会計学院には多くのメリットがある一方で、評判から見えてくるデメリットも存在します。ここでは、特に指摘されることの多い2つのデメリットについて、その内容と、どう向き合うべきかを解説します。

① 他の予備校と比較して受講料が高め

前述の通り、CPA会計学院の受講料は、他の大手予備校であるTACや大原などと比較して、やや高額に設定されている傾向があります。これは、予備校選びにおいて費用を最優先に考える方にとっては、明確なデメリットと感じられるでしょう。

例えば、初学者向けの2年コースの場合、他校が70万円台後半から提供しているのに対し、CPA会計学院も同程度の価格帯ですが、オプションなどを含めると総額で高くなる可能性があります。この価格差は、一見すると大きな負担に感じられるかもしれません。

しかし、この価格設定の背景には、CPA会計学院が提供する付加価値の高さがあります。

  • 質の高い教材:理解を促すフルカラーテキストやデジタル教材の開発コスト。
  • 手厚い人件費:実力派講師陣に加え、いつでも質問できる常駐講師や、親身に相談に乗ってくれる合格者チューターの配置。
  • 快適な学習環境:清潔で使いやすい自習室やラウンジの維持、全国の提携自習室ネットワークの構築。
  • 万全の就職サポート:合格後のキャリアまで見据えた専門スタッフによる支援。

これらの「合格のために必要な投資」が価格に反映されていると考えることができます。したがって、判断のポイントは、「初期費用の安さ」を取るか、「合格の可能性を最大限に高めるための環境」を取るか、という点になります。

もし一発で合格できれば、再受講にかかる費用や、受験期間が延びることによる機会損失(早く働き始めれば得られたはずの収入)を回避できます。その観点から見れば、CPA会計学院の価格は「合格への最短ルート」への投資であり、長期的にはコストパフォーマンスが高いと捉えることも可能です。

また、後述する「教育訓練給付制度」などを活用することで、実際の負担額を抑えることもできます。表面的な価格だけでなく、提供されるサービス全体の内容と、自身の目標達成の可能性を天秤にかけて、総合的に判断することが重要です。

② 通学できる校舎が主要都市に集中している

CPA会計学院のもう一つのデメリットは、校舎が東京、大阪、名古屋などの大都市圏に限定されている点です。全国各地に校舎網を持つTACや大原と比較すると、校舎数は少なく、地方在住者にとっては通学講座を選択するハードルが高いのが実情です。

「やはり生の講義で緊張感を味わいたい」「仲間と顔を合わせて勉強したい」といった、通学という学習スタイルに強いこだわりを持つ地方在住の方にとっては、この点は大きなウィークポイントとなるでしょう。近隣に校舎がない場合、通学を諦めざるを得ません。

しかし、このデメリットは、CPA会計学院が誇る高品質な通信教育システムによって、その影響が最小限に抑えられています

  • 通学と遜色ない講義:講義動画はプロの機材で収録され、音声もクリアで非常に高品質です。倍速再生や繰り返し視聴など、むしろ通学よりも効率的に学習できる側面もあります。
  • 場所を選ばないサポート体制:質問や相談は、Zoomや電話を使えば、校舎にいるのと同様に講師やチューターと顔を合わせて行うことができます。物理的な距離は、もはや学習の質を妨げる要因にはなりません。
  • 全国の学習拠点:全国に広がる提携自習室を利用すれば、自宅以外の集中できる学習環境を確保できます。「通信=孤独」というイメージは、CPA会計学院には当てはまりません。

つまり、CPA会計学院の通信講座は、単なる「通学の代替」ではなく、それ自体が完成された一つの学習スタイルとして確立されています。実際に、CPAの合格者の多くは通信講座の受講生であり、居住地による合格率の差は見られません。

したがって、「校舎が少ない」というデメリットは、「通学」という手段に固執しない限り、実質的な問題にはなりにくいと言えます。むしろ、通学にかかる時間と費用を節約し、その分を学習に充てられるというメリットに転換することも可能です。

CPA会計学院のコースと料金一覧

ここでは、CPA会計学院が提供している主要なコースの概要と料金について解説します。自分の学習スタイルや目標とする合格時期に合わせて、最適なコースを選択することが重要です。

※料金は改定される可能性があるため、最新の情報は必ずCPA会計学院の公式サイトでご確認ください。

初学者向けの主なコースと料金

公認会計士の学習を初めてスタートする方向けの代表的なコースです。学習に専念できる期間やライフスタイルに合わせて選択できます。

コース名 主な対象者 特徴 受講料(目安・税込)
2年速習コース 大学1・2年生、社会人 大学や仕事と両立しながら、無理のないペースで合格を目指す標準的なコース。 約780,000円
1.8年速習コース 大学2・3年生、社会人 2年コースより少し早く学習を開始し、余裕を持って試験に臨むコース。 約780,000円
1年速習コース 大学3・4年生、学習に専念できる方 短期集中で合格を目指す方向けのコース。密度の濃い学習が求められる。 約780,000円

参照:CPA会計学院公式サイト コース・料金ページ

2年速習コース

大学の講義や仕事と両立しながら、基礎からじっくりと学習を進めたい方に最適なコースです。会計の知識が全くない状態からでも、無理なく合格レベルの実力を養成できるようカリキュラムが組まれています。時間に余裕があるため、復習や答練にも十分な時間を確保でき、着実に知識を定着させたい方におすすめです。

1.8年速習コース

2年速習コースと同様に、学業や仕事との両立を前提としていますが、少し早めに学習をスタートすることで、直前期に余裕を持たせることができます。主要科目を早めに一周させることで、苦手分野の克服や応用論点の学習に時間を割くことが可能になります。

1年速習コース

学習に専念できる環境にある方や、短期間で集中して結果を出したい方向けのコースです。カリキュラムはタイトになりますが、CPAの効率的な教材と講義を活用することで、1年間での合格も十分に可能です。強い意志と学習時間の確保が成功の鍵となります。

学習経験者向けのコースと料金

既に簿記1級を取得している方や、公認会計士試験の受験経験がある方向けに、多彩な上級コースが用意されています。これまでの学習レベルに応じて、最適なスタート地点から学習を再開できます。

  • 上級コース(短答・論文):受験経験者向けに、知識の再確認と応用力の強化を目的としたコース。
  • 短答対策コース:短答式試験の合格に特化したコース。
  • 論文対策コース:短答式試験合格者向けに、論文式試験の合格に必要な記述力や思考力を養成するコース。

これらのコース料金は、免除科目や過去の学習状況によって大きく異なるため、個別の見積もりが必要です。CPA会計学院の受講相談を利用して、自分に最適なコースと料金を確認することをおすすめします。

教育訓練給付制度の利用について

CPA会計学院の一部のコースは、厚生労働大臣が指定する「一般教育訓練給付制度」の対象となっています。この制度を利用することで、受講料の負担を大幅に軽減できます。

  • 制度の概要:一定の条件を満たす雇用保険の被保険者(または被保険者であった方)が、対象講座を修了した場合に、実際に支払った受講料の20%(上限10万円)がハローワークから支給されます。
  • 対象者:支給要件期間(雇用保険の被保険者であった期間)が3年以上(初回利用の場合は1年以上)ある方などが対象です。
  • 利用のメリット:例えば、受講料が78万円のコースであれば、その20%である15.6万円が支給対象となり、上限である10万円が還付されます。実質的な負担額を68万円に抑えることができます。

自分が制度の対象となるか、また希望するコースが対象講座に含まれているかについては、CPA会計学院の窓口やハローワークで事前に確認しましょう。この制度を賢く利用することで、質の高い教育をより手頃な価格で受けることが可能になります。
(参照:CPA会計学院公式サイト 教育訓練給付制度ページ)

CPA会計学院の公認会計士試験合格実績

教育の質の証明、成功パターンの蓄積、高いモチベーションを維持できる環境

予備校の実力を測る最も客観的な指標は、言うまでもなく「合格実績」です。CPA会計学院は、この点で他の追随を許さない圧倒的な成果を出し続けています。

CPA会計学院が公式に発表している最新の実績は、以下の通りです。

【2023年度(令和5年)公認会計士試験 合格実績】

  • 最終合格者数786名
  • 全合格者数(1,544名)に占める割合(合格者占有率)50.9%

参照:CPA会計学院公式サイト 合格実績ページ

この「合格者占有率50.9%」という数字は、日本の公認会計士試験の歴史において前例のない驚異的な記録です。これは、試験に合格した人の2人に1人以上がCPA会計学院のカリキュラムで学習していたことを意味します。

この実績がなぜ重要なのか、改めて整理します。

  1. 教育の質の証明:CPA会計学院の教材、講義、サポート体制が、現在の公認会計士試験に最も適しており、合格への最短ルートであることを示しています。
  2. 成功パターンの蓄積:786名もの合格者を輩出する過程で得られた膨大なデータ(成功体験、失敗体験、学習進捗など)が、常にカリキュラムや教材の改善に活かされています。受講生は、最も効率的で効果的な「合格の方程式」に沿って学習を進めることができます。
  3. 高いモチベーションを維持できる環境:「周りの多くが合格する」という環境は、受講生に「自分も続けば合格できる」という強い確信と安心感を与えます。質の高い仲間と切磋琢磨できる環境は、長期にわたる受験勉強において大きな支えとなります。

CPA会計学院の合格実績は、年々右肩上がりに伸びています。これは、CPAの教育システムが常に進化し続けている証拠です。「絶対に公認会計士になりたい」と強く願う受験生にとって、CPA会計学院が最も確実性の高い選択肢の一つであることは、この揺るぎないデータが物語っています。

CPA会計学院と他の大手予備校3社を比較

CPA会計学院の魅力は理解できたものの、他の大手予備校と比べて具体的に何が違うのかを知りたい方も多いでしょう。ここでは、CPA会計学院、TAC、資格の大原、LEC東京リーガルマインドの4社を、客観的なデータと特徴で比較します。

項目 CPA会計学院 TAC 資格の大原 LEC東京リーガルマインド
合格実績(2023年) 合格者占有率50.9%(786名) 572名 390名 191名
初学者コース料金例 約78万円~ 約79万円~ 約79万円~ 約65万円~
教材の特徴 理解重視、フルカラー、図解豊富 網羅性重視、伝統と実績のテキスト 初学者に優しい、丁寧な解説 合格点主義、効率性重視
サポート体制 常駐講師、合格者チューターによる個別密着型 担任講師制、全国規模のサポート網 専任講師によるクラス担任制 担任講師制、オンラインサポート
学習スタイル 通学・通信のハイブリッド、デジタル教材充実 全国に校舎網、通学に強み 通学・通信を選択、通学のクラス運営に定評 通学・通信を選択、Web講義の利便性

参照:各社公式サイト(2024年6月時点の情報に基づく)

CPA会計学院

最大の強みは、他を圧倒するNo.1の合格実績です。「理解」を促すフルカラーの教材と、常駐講師や合格者チューターによる手厚い個別サポートが、この実績を支えています。通学と通信の垣根がないハイブリッドな学習環境も魅力で、自分のペースで学習したい人や、最高の環境で一発合格を目指したい人に最適です。料金はやや高めですが、それに見合うだけの価値が提供されています。

TAC(タック)

公認会計士講座において長年の歴史と実績を誇る業界の雄です。全国に広がる校舎網が最大の強みで、地方在住者でも通学しやすい環境が整っています。教材は試験範囲を幅広くカバーする「網羅性」に定評があり、どのような問題にも対応できる力を養います。伝統と実績に裏打ちされた安定感のある指導を受けたい人におすすめです。

資格の大原

「本気になったら大原」のキャッチフレーズで知られ、特に初学者が挫折しにくい丁寧な指導に定評があります。クラス担任制を導入し、アットホームな雰囲気の中で学習を進められるのが特徴です。簿記教育からスタートしているため、会計の入門者でも分かりやすい教材とカリキュラムが強みです。仲間と一緒に頑張りたい、基礎からじっくり学びたいという人に適しています。

LEC東京リーガルマインド

もともと法律系資格に強い予備校ですが、公認会計士講座も提供しています。「合格点主義」を掲げ、試験合格に不要な範囲は大胆にカットした効率的なカリキュラムが特徴です。他の予備校と比較して受講料がリーズナブルな傾向にあり、コストを抑えたい人にとっては魅力的な選択肢となります。最低限の学習で効率よく合格を目指したい人に向いています。

結局、CPA会計学院はどんな人におすすめ?

これまでの情報を総合すると、CPA会計学院がどのような人に適しているか、その輪郭が見えてきます。メリット・デメリットを踏まえ、おすすめな人とそうでない人の特徴をまとめました。

CPA会計学院がおすすめな人

以下のような目標や考えを持つ方には、CPA会計学院が非常に強くおすすめです。

  • 何としても公認会計士試験に合格したい人
    合格者占有率No.1という実績は、CPAが最も合格に近い予備校であることを示しています。「遠回りはしたくない」「最短ルートで合格したい」という強い意志を持つ人にとって、CPAの環境は最適です。
  • 丸暗記ではなく、本質的な理解を伴った学習をしたい人
    CPAの「理解」を重視した教材と講義は、「なぜそうなるのか」を考えながら学習を進めたい知的好奇心の強い人にぴったりです。本質を理解することで、応用力が身につき、合格後の実務でも役立つ知識を習得できます。
  • 手厚いサポートを受けながら安心して学習を進めたい人
    一人で学習していると不安になる、疑問点をすぐに解消したい、という方には、常駐講師や合格者チューター制度が心強い味方になります。学習計画からメンタル面まで、全面的にサポートしてほしい人におすすめです。
  • 時間や場所に縛られず、自分のペースで学習したい人
    高品質な通信講座とデジタル教材、そして通学とのハイブリッドシステムは、大学や仕事で忙しい人、ライフスタイルに合わせて柔軟に学習計画を立てたい人に最適の環境を提供します。
  • 合格後の就職まで見据えて予備校を選びたい人
    大手監査法人との強固なコネクションと万全の就職サポートは、希望のキャリアを掴みたいと考えている人にとって大きな魅力です。試験合格だけでなく、その先の未来まで見据えるならCPAは有力な選択肢となります。

CPA会計学院をおすすめしにくい人

一方で、以下のような考えを持つ方にとっては、CPA会計学院はベストな選択ではないかもしれません。

  • とにかく費用を最優先で抑えたい人
    提供されるサービスの質よりも、初期費用をとにかく安くしたいという方には、CPAの料金は割高に感じられる可能性があります。LECや他の予備校の割引キャンペーンなどを検討する方が合っているかもしれません。
  • CPAの校舎がない地域で、どうしても通学にこだわりたい人
    CPAの通信講座は非常に高品質ですが、「教室で生の講義を受けること」自体に価値を見出している方にとっては、校舎がないという事実は大きな障壁となります。この場合は、全国に校舎を持つTACや大原を検討する方が満足度は高いでしょう。
  • 最低限のサポートで、自分の力だけで学習を進めたい人
    CPAの手厚いサポート体制は、一部の人にとっては「おせっかい」に感じられる可能性もあります。教材と講義さえあれば、あとは自分の力で計画を立てて黙々と進めたいという独立心の強いタイプの方は、よりシンプルなサポート体制の予備校の方が合っているかもしれません。

CPA会計学院に関するよくある質問

CPA会計学院に関するよくある質問

最後に、CPA会計学院を検討する際に多くの方が抱く疑問について、Q&A形式で回答します。

CPAとUSCPAの違いは何ですか?

CPAとUSCPAは、どちらも会計の専門家資格ですが、いくつかの重要な違いがあります。

  • CPA(Certified Public Accountant):日本の公認会計士資格を指します。日本の会計基準や法律に基づいて試験が行われ、主な活躍の場は日本国内の監査法人や企業です。CPA会計学院は、この日本の公認会計士(CPA)試験の対策予備校です。
  • USCPA(U.S. Certified Public Accountant):米国公認会計士資格を指します。試験は全編英語で、米国の会計基準やビジネス法規が出題されます。国際的な知名度が高く、外資系企業やグローバルに展開する企業でのキャリアを目指す方に人気の資格です。

簡単に言えば、日本国内での活躍を主眼に置くならCPA、よりグローバルなフィールドを目指すならUSCPAが一つの目安となります。

割引やキャンペーンはありますか?

はい、CPA会計学院では、受講生の負担を軽減するための様々な割引制度やキャンペーンを定期的に実施しています。

  • 早期申込割引:決められた期間内に申し込むことで、通常価格から割引が適用されます。
  • 大学生協割引・提携大学割引:提携している大学の生協や購買部を通じて申し込むことで、割引を受けられます。
  • 乗り換え割引:他の予備校で学習していた方がCPAに乗り換える場合に適用される割引です。
  • 簿記資格保有者割引:日商簿記1級などの資格を保有している方向けの割引制度です。

これらのキャンペーンは時期によって内容が変わるため、検討しているタイミングで最新の情報を必ずCPA会計学院の公式サイトで確認するか、個別相談で問い合わせることをおすすめします。

資料請求や受講相談は無料ですか?

はい、資料請求および受講相談はすべて無料です。

  • 資料請求:公式サイトから申し込むと、パンフレットだけでなく、実際の講義を体験できるDVDや、分かりやすいと評判のテキストのサンプルなどが送られてきます。まずは資料を見て、CPAの教材の質を自分の目で確かめてみるのが良いでしょう。
  • 受講相談:校舎での対面相談のほか、電話やZoomでのオンライン相談も可能です。専門のカウンセラーが、あなたの現在の状況や目標をヒアリングした上で、最適なコースや学習プランを提案してくれます。少しでも不安や疑問があれば、気軽に利用してみることをおすすめします。

通信講座でも自習室は利用できますか?

はい、通信講座の受講生でも自習室を利用できます。利用できる自習室は2種類あります。

  1. CPA会計学院の直営校舎の自習室:追加料金なしで、各校舎に設置されている自習室やラウンジを利用することが可能です。お近くに校舎がある場合は、気分転換や集中したい時に活用できます。
  2. 全国の提携自習室:CPAの校舎がない地域にお住まいの方でも、全国にネットワークを持つ有料自習室を割引価格で利用できます。これにより、通信生でも自宅以外の静かな学習環境を確保することが可能です。

このように、CPA会計学院は通信生と通学生の間にサービスの格差が生まれないよう、最大限の配慮をしています。